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IDaaSを核としてデバイス管理とネットワークセキュリティ強化を行い、ゼロトラストに基づく高度なセキュリティ体制を無理なく段階的に確立するためのステップを紹介します。

まずは、すべてのアクセスの起点となるID管理と認証を強化します。IDaaSを導入することで複数のサービスに点在するIDを一つにまとめ、発行から更新、削除までのライフサイクルを自動化し、IDを漏れなくタイムリーに管理できます。
同時に、サービスにログインする際のセキュリティを強化するため、IDaaSで多要素認証(MFA)を導入します。ID/パスワード認証の他にワンタイムパスワード認証やFIDO認証などを組み合わせることで、万が一パスワードが漏洩しても不正アクセスを防ぎます。さらに、シングルサインオン(SSO)機能により、従業員は複数のサービスに対して一つのID/パスワードでログインでき、ユーザーのパスワードの使いまわしなどのリスクを低減します。
すべてのアクセスの起点である「誰が」を確実に管理し、厳密に認証することは、ゼロトラストを実現するための効果的な第一歩となります。
次のステップでは、「どの端末(デバイス)からのアクセスか」を検証します。ゼロトラスト環境では、ユーザーが正しく認証されたとしても、そのアクセス元の端末が安全な状態にあることを確認できなければ、セキュリティは不十分です。
ここでは、「EDR」や「UEM」といったソリューションが重要な役割を担います。
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◇EDR(Endpoint Detection and Response)
◇UEM(Unified Endpoint Management) |
これらの製品とIDaaSを連携して利用することで、「OSやウイルス対策ソフトが最新であるか」「会社から許可されている端末か」など、セキュリティポリシーを満たしているかを常にチェックし、安全でない端末からのアクセスを自動的にブロックする仕組みを構築できます。これにより、エンドポイントセキュリティを強化し、不審なアクセスによるリスクを低減します。
◆EDR・UEMの解説はこちら
EDRとは?アンチウイルスとの違いから仕組み・必要性を経営層向けに解説
UEMとは?MDMとの違いや基本機能をわかりやすく解説
IDと端末の信頼性を確保した上で、次に「どうやって情報にアクセスさせるか」を制御します。具体的には、「SASE」の導入によりネットワークのセキュリティを強化します。
| ◇SASE(Secure Access Service Edge) ネットワークとセキュリティの機能をクラウド上で統合し、クラウドサービスなどへの安全で快適なアクセスを実現します。 |
SASE製品とIDaaSを連携することで、IDaaSで管理しているシングルサインオン連携サービスへのアクセス経路をSASEで制限し、それ以外のアクセスを防ぎます。これにより厳密なネットワークによる制御を実現します。
ゼロトラストの起点となるIDaaSの中でも、セシオスが提供する「SeciossLink」はゼロトラスト対応に最適な充実した機能を備えています。本章では、SeciossLinkでゼロトラストを始めるメリットを紹介します。
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◆SeciossLink(セシオスリンク)とは SeciossLinkは、システムやサービスのIDをまとめて管理したり、多要素認証やアクセス制御、シングルサインオンができるクラウドサービス(IDaaS)です。ゼロトラスト製品と連携したセキュリティ強化も可能です。 |

SeciossLinkは、ゼロトラストの根幹であるID管理と認証強化、アクセス制御を高度なレベルで実現できます。
一般的なSSOや多要素認証の機能を備えていることはもちろん、昨今注目されているFIDO認証(パスキー)も標準で搭載しています。パスワードレス認証で不正ログインのリスクを低減し、よりセキュアでスムーズな認証体験を提供します。また、ユーザーの部署や勤務形態などの属性に応じて、「認証ルール」と「アクセス権限」を組み合わせた柔軟なルール設計が可能です。
さらにID管理に関しても、さまざまなシステム・サービスとID同期ができるため、ID発行から削除までのライフサイクル管理を自動化し、IDを一元管理できます。
SeciossLinkは、EDRやUEM、SASEといった各種セキュリティ製品との連携機能を備えています。セキュリティ製品と連携することで、IDaaSの機能であるID管理や認証に加え、エンドポイントセキュリティとネットワークセキュリティの強化も実現できます。
SeciossLinkをハブとして、利用中のクラウドサービスや将来導入するセキュリティ製品と連携を行うことで、柔軟かつ拡張性の高いセキュリティ体制を実現します。これにより、ゼロトラストの段階的な導入が可能となります。

SeciossLinkは、EDRと連携することで不審なアクセスを検知した後の対応を自動化することも可能です。EDRでデバイスを常に監視し、不正を検知したらアカウント停止、もしくはログイン時の追加認証の要求といった対応を自動でとるよう、SeciossLinkで設定することができます。これにより、セキュリティ・インシデント発生時の初動対応を自動化・迅速化し、管理者が手動で対応する手間と時間を大幅に削減できます。
ゼロトラスト導入には複数のソリューションが必要なため複雑に思われがちですが、まずは「ID管理・認証」からスモールスタートするのが最も現実的なアプローチです。本記事で解説した「IDaaSを起点とするスモールステップ」は、ゼロトラストの主要な要素を段階的に導入し、組織のセキュリティ体制を構築するための具体的なロードマップとなります。
ゼロトラスト導入の第一歩として、IDaaS「SeciossLink」は有効な選択肢です。ID管理・認証の強化はもちろん、デバイス管理製品やネットワークセキュリティ製品との連携、さらには不審なアクセスへの対応自動化まで実現できるSeciossLinkを導入することで、情報システム部門の課題解決とゼロトラスト導入の成功をサポートします。

