多要素認証で安全に社内へアクセス!~ 緊急事態宣言から全員自宅勤務開始~

schedule 2020/12/09  refresh 2023/11/09

 

 

出社ができなくても仕事ができるアクセス経路

セシオスは社員が長く心地よく働ける環境づくりに取り組んでおり、リモートワーク制度もいち早く導入していました。新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が発令されてからも全社員の在宅勤務への移行もスムーズに行い、現状も周囲の状況に合わせて出社と在宅のバランスをとっています。

 

突然の全員自宅勤務

2020年に入りコロナウィルスが脅威をふるい4月に緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を控えるようとの政府からの通達に多くの人が在宅ワークへの切り替えを求められました。弊社も社員の安全を考慮し、全社員在宅勤務となりました。

 

セシオスは定期的にリモートワークを取り入れていたことや、社員ほぼ全員が自宅にPCを持っていたことから自社サービスであるSeciossLinkを介して安全なアクセス経路を利用することで、即座のリモートワークを開始できたと思います。各自の自宅PC環境は違えども会社にいるときと同じように勤務ができる、というのはとてもありがたかったです。

 

20201209_2 各自の自宅作業スペース 個々の趣味も垣間見える

 

在宅ワークでもいつもと変わらないコミュニケーションを

在宅ワークで課題としてあげられる「コミュニケーション不足」について、セシオスではあまり感じません。というのも、チャットツール(セシオスではMicrosoft Teamsを使用)を使い、文章で伝えづらいときはすぐにWeb会議を立ち上げその場で解消しています。顧客との打ち合わせもほぼオンラインで行っており、出社の必要性が次第に失われているのではとも感じます。


ここで利用している会社のファイル共有ツールやコミュニケーションツールも“リモートワークをするから“と特別に導入したものではなく、これまで使用していた、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどクラウドサービスを継続して使っているため、自宅にいながら会社と同じ環境で業務を進められています。

このように安心してコミュニケーションや安全なファイル共有ができるのは「自社サービスを利用した安全な認証経路」を整えられているからです。

 

では、「自社サービスを利用した安全な認証経路」とは一体どのようなものなのでしょうか?

 

総合セキュリティサービス
「SeciossLink」の多要素認証

「パスワード」だけでログインする方法はもはや安全ではありません。

 

パスワード認証に加えて、1度きりの使い捨てパスワードであるワンタイムパスワード(OTP)、ユーザーにあらかじめ配布したクライアント証明書によって認証を行う証明書認証やFIDO認証、生体情報を使った認証など、様々な認証方式が存在します。これらを組み合わせることで多段階の認証を求めるように設定します。

 

セシオスはクラウドサービスを積極的に活用しており、全て自社サービスである「SeciossLink」と連携しています。社内からのアクセスはパスワード認証のみでOKですが、社外アクセスは必ず追加の認証(多要素認証)を求めるよう設定しています。認証方式はユーザーが自由に選んで利用できる仕組みとなっています。

 

20201209_3

 

SeciossLinkは、「総合セキュリティサービス」と銘打っている通り、“いつもと違う”アクセスを検知した場合、管理者にメールで通知する仕組み(リスクベース機能)で不正アクセスの利用を警告してくれます。

 

また、ユーザーのアクセス状況、利用しているサービスを可視化する機能(CASB)も備えており、アクティビティレポートにて定常の管理にも適しています。

 

20201209_4

 

最後に

いかがでしたか?
Seciossは安全なリモートワーク環境の構築のための機能をたくさんご用意しております。
新しい機能も現在社内で運用中ですので、実用例を近日みなさまにご紹介いたします。
次回もお楽しみに!