SeciossLink 「RADIUS認証機能」の強化と新機能「クライアント証明書発行機能」をリリース

schedule 2017/01/24 

 株式会社セシオス(東京都新宿区、代表取締役 関口薫)は、無線LANやVPNなどネットワーク認証に利用可能な「Radius連携機能」が証明書認証(EAP-TLS)とMACアドレス認証に対応し、また、SeciossLinkからプライベートなクライアント証明書を発行する機能を合わせてリリースしたことをお知らせします。

 「Radius連携機能」の強化では、証明書を利用した認証とMacアドレスを利用した認証方式に対応することで、ネットワーク認証におけるニーズに幅広く対応できるようになりました。

 

 また、弊社サービス側でプライベートな認証局を用意し、クライアント証明書を簡単に発行、配布することができるようになりました。

 

 クライアント証明書は、PC端末やスマートデバイスを特定(固定)してサービスを利用させたい場合には大変有効な方式ですが、証明書を別途購入したり独自に認証局を構築するなどの手間がかかり、更に配布や失効リストの管理が運用負荷を増大させていました。

 

 今回リリースした「クライアント証明書発行機能」を利用することで、管理者はSeciossLinkでプライベート証明書の発行から失効までをWeb画面から簡単に行うことができるようになり、発行された証明書は利用者自らダウンロード(ダウンロード回数制限や証明書エクスポート禁止なども可能)することができます。

 

 例えば、発行した証明書を「Radius連携機能」の証明書認証で利用することも可能ですので、ネットワーク認証からWebサービスの認証までSeciossLinkサービスだけで対応することができます。

 

 なお、「Radius連携機能」は標準機能として提供しており、SeciossLinkサービスを既にご契約いただいているお客様は追加費用なしで利用可能です。

 

 「クライアント証明書発行機能」はオプション機能となっており、1アカウントの利用(証明書1枚)につき「\600円/年間」です。※SeciossLink年間基本ライセンス(1アカウント:\1,800円/年間)の購入が必要となり、証明書単体での販売はできません。

 

 今後もお客様のニーズに応えられるよう、更なる機能強化を行っていきます。