SeciossLinkの機能
特権ID管理
特権ID管理とは?
特権IDとは
特権IDとは、クラウドサービスやサーバー上に存在する「root」や「Administrator」、アプリケーションの管理者ID(管理者アカウント)などの、一般的なIDでは操作ができないユーザー作成・削除などの特別な業務を行う、システムにおける最上位またはそれに準ずる権限を持つアカウントを指します。特権アカウントと呼ぶ場合もあります。
クラウドサービスの普及により、この特権IDを狙ったサイバー攻撃などの事件は増加傾向にあります。ひとたび特権IDが不正アクセスされてしまった場合には、情報漏えいに留まらず、システム停止を含むさまざまな操作を攻撃者が可能となり、企業に甚大な被害が生じる可能性があります。
特権ID管理の必要性
特権IDを適切かつ厳密に管理することで、攻撃者による不正アクセスを防ぐセキュリティ対策のみならず、内部統制や監査の観点においても、特権IDを「誰が」「何を(どのシステム・サービスを)」「いつ」使うのかを管理する「特権ID管理」がとても重要です。
これはFISC安全対策基準などでも提唱されており、管理する上でも「申請・承認」「アクセス制限」「有効期間の設定」「作業ログの保存」の4つの観点は欠かせない項目となっています。
SeciossLinkの特権ID管理
SeciossLink(セシオスリンク)の「特権ID管理」は、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのクラウドサービスに加え、WindowsやLinuxなどのサーバーに存在する特権アカウントの利用を適切に管理します。
管理者の制御範囲内で、利用者に特権IDの一時的な利用を許可できます。また、クラウドサービスの特権ID管理では、特権アカウントの情報を利用者に知らせることなく、権限を付与できます。

※特権ID管理機能を活用して、複数人で利用する共有アカウントを安全に運用することも可能です。
共有アカウントに関する事例を読む
SeciossLinkの特権ID管理の特長
01
不正アクセスの脅威からアカウントを守る
本人確認精度の高い認証と厳密なアクセス管理、特権アカウント情報の隠蔽で攻撃者から特権IDを保護
特権IDはその操作権限の強さから不正利用された場合に企業に与える被害は甚大です。不正アクセスを防ぐため、特権ID権限を持つユーザー自身による精度の高い認証とアクセス管理が必要不可欠です。従来のような脆弱性のあるパスワードによる認証ではなく、本人確認作業をより正確に行うことができる多要素認証(MFA)や、決められた範囲・期間・経路以外からのアクセスを制限することでセキュリティを高め、悪意のある攻撃者による特権IDへの不正アクセスを防ぎます。
また、特権IDを付与されたユーザーは専用ポータル画面からアクセスでき、管理者はユーザーに特権IDのアカウント情報を知られること無く権限付与が可能になります。クラウドサービスに対する特権ID情報を隠蔽し、利用ユーザーは許可された回数、時間帯のみ利用できるよう制御します。
対象システム/サービスへのアクセス制御の方法
「対象システム/サービス」へのアクセス制御は以下の方法があります。
・管理者によるアクセス可否を事前に設定
・「対象システム/サービス」ごとにアクセス回数(1回のみ/指定期間)を設定
・ワークフローによる「承認/拒否」による制御
・「対象システム/サービス」ごとに認証方式を設定可能(多要素認証)

02
ガバナンスの強化
アクセスログや操作記録で特権アカウントを適切に管理
クラウドサービスやサーバーの特権アカウント(特権ID)を適切に管理することで、企業のガバナンス強化を支援します。
アクセスログなどの記録は、平常時の利用状況の確認に加え、問題発生時の原因調査にも役立ちます。外部からの不正アクセスだけでなく、内部関係者による不正利用の抑止にもつながります。
SeciossLinkの特権ID管理機能では、特権IDを使用したサービスへのアクセス履歴を確認できます。また、外部サーバーへのアクセス時に記録されたセッションは、管理コンソール上で再生でき、コマンドの実行時刻や履歴も確認できます。
サーバーの特権ID管理を支援する機能
SeciossLinkでは、外部サーバーへのSSH接続や、記録されたセッションの再生に対応しています。
サーバーへのアクセス方法と操作内容の確認機能をご紹介します。
WebブラウザからサーバーへSSH接続
SeciossLinkの特権ID管理では、Webブラウザを経由して外部サーバーへSSH接続できます。ID/パスワード認証のほか、SeciossLinkから申請した証明書を使用した証明書認証にも対応しています。
※Web SSHを利用するには、接続先サーバーへの専用モジュールの事前導入が必要です。
セッション録画を管理コンソールで再生
SeciossLinkの特権ID管理では、外部サーバーへのアクセス時に記録されたセッションを、管理コンソール上で再生できます。
録画の再生時には、コマンドの実行タイミングを示すタイムスタンプや、各コマンドの実行履歴を確認できます。特権IDを使用した操作内容の確認や、問題発生時の調査に役立ちます。
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