GoogleSyncに対するアクセスをSeciossLinkの認証ルールに従って制限するため、ActiveSyncプロキシサーバ slink-asyncproxyを導入する方法を説明します。
slink-asyncproxyは以下からダウンロードして下さい。
epelをyumリポジトリに追加してから、次のソフトウェアをインストールして下さい。
slink-asyncproxyをダウンロードして下さい。 ダウンロードしたファイルを展開して、インストールスクリプトを実行して下さい。
# tar zxvf slink-asyncproxy-1.0.x.tgz
# cd slink-asyncproxy-1.0.x
# ./install.sh install
以下の手順でインストールを行って下さい。
“/etc/httpd/conf/auth_tkt.conf”の”TKTAuthSecret”に任意の値を設定して下さい。
SeciossLinkの開発者環境(https://slinkdev.secioss.net)を利用する場合は、”/usr/share/slink-asyncproxy/lib/config.php”の”url”を開発者環境のURLに変更して下さい。
$config = array(‘url’ => ‘https://slinkdev.secioss.com/api/proxyauth.php’,
‘keyfile’ => ‘/etc/httpd/conf/auth_tkt.conf’);
“/etc/rsyslog.conf”にログの設定を行って下さい。
local5.* /var/log/auth.log
以下のデーモンを起動して下さい。
# /etc/init.d/httpd start
SeciossLinkのGoogle Appsの設定は、管理者ガイドをご覧ください。マニュアル内のSeciossLinkのURL “https://slink.secioss.com”は、”https://slinkdev.secioss.net”に置き換えて下さい。
「メール/連絡先/カレンダー」の「アカウントを追加」をタップして、「Microsoft Exchange」を選択します。
認証するユーザ名、パスワードは、SeciossLinkのものを使用します。 サーバにはslink-asyncproxyを導入したサーバのホスト名を設定して下さい。
「メールアカウントの登録」の「このアカウントのタイプ」で、「Exchange」を選択します。 認証するユーザ名、パスワードは、SeciossLinkのものを使用します。 サーバにはslink-asyncproxyを導入したサーバのホスト名を設定して下さい。