2017/12/14
「インテリジェントホーム」とは、外出先などから、自宅の中をコントロールするサービスです。IoTの技術を活かし、大切な家族の見守りができたり、鍵の開閉操作ができたり、エアコンや照明のオン・オフができたりします。
スマートフォンやタブレット1つで、離れた場所から自宅の中を自在にコントロールできるようになることで、これまで以上に安心で、快適な暮らしがスタートします。
具体的な利用シーンを思い浮かべながらしながら、インテリジェントホームの活かし方をチェックしていきましょう。
働いている人にとって、帰宅後の子どもの様子は気になるものです。「無事に帰ってきただろうか」「不審者と一緒ではないだろうか」「夜遊びをしていないだろうか」心配し始めたらきりがありません。そこで、活躍するのがインテリジェントホームです。
IPカメラ、ドア・窓センサーを活用することによって、子どもが帰宅をしたことを検知し、自動撮影した様子を、指定したメールアドレスに送信することができます。このことによって、子どもの帰宅した時間が把握できるだけでなく、子どもの表情や、1人で帰宅したのか、それとも誰かと一緒なのか、といったこともチェックすることができます。
さらに、狭域モーションセンサーと広域モーションセンサーを取り入れることによって、家の中で過ごす子どもの様子をリアルタイムで見守ることができるようになります。
同居していない両親の見守りにも最適です。ドア・窓センサーによって、「家の中にいるはずなのに、朝から一度も寝室のドアが開いていない」「何時間もトイレに行った形跡がない」といった体調不良などの緊急性が疑われる場合に、メールで通知することができます。
侵入窃盗の認知件数は、近年減少傾向にありますが、警視庁のホームページによると、平成28年の都内における侵入窃盗の認知件数は5,230件にものぼります。
手口別に見ると、空き巣の被害が最も高く41.5%(2,171件)を占めます。
在宅中に侵入される場合もあり、忍び込み(夜間、家の人が就寝している間に住宅の中に侵入し、金品を盗むこと)の被害は7.9%(411件)、居空き(日中、家の人が在宅し、昼寝、食事などをしている間に住宅の中に侵入し、金品を盗むこと)の被害は3.2%(168件)もあります。
侵入窃盗などの被害に遭わないためには、外出中、在宅中を問わず、不審者対策をしておくと安心です。
インテリジェントホームでは、狭域モーションセンサー、広域モーションセンサー、ドア・窓センサーなどを使い、不審者の侵入を検知し、メールで通知することができます。さらにIPカメラを取り入れることによって、不審者の様子を撮影することもできるでしょう。
インテリジェントホームで得られるものは、安心だけではありません。賢く使うと、日常がより便利に、より快適に変化します。
留守中に「トイレの電気が付けっぱなしだった」「エアコンを切るのを忘れていた」こんな失敗をしてしまったことはありませんか。
インテリジェントホームでは、スマートロックや家電コントロールを使用することによって、「外出時にドアの鍵を閉めたときに、自動で照明や家電の電源をオフにする」などの操作が可能です。もう、照明や家電の切り忘れで後悔しなくて良いのです。
外出先からドアの開閉状態をチェックできるため、スマートフォンなどを使って、リモートから施錠、解錠することもできます。
「家に帰宅する前にエアコンをオンにし、帰宅時には快適な温度の部屋に迎えられる」「起床時に部屋のカーテンを開け目覚まし時計代わりにする」といった使い方もできるでしょう。
インテリジェントホームを賢く取り入れることによって、日常をより安全に、より便利に、より快適に変化させることができます。
自由自在にカスタマイズすることができるため、ライフスタイルに合わせて、成長させていくのがオススメです。
(画像はイメージです)