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利便性とセキュリティ性を向上、こんな製品を待っていた!外付け指紋認証リーダー

2018/04/06

より安全で簡単なサインイン!パスワード管理から脱却

近年、業種業態や個人・団体、企業組織の規模を問わず、誰もが対象となり得、巧妙化の一途をたどっているサイバー攻撃などセキュリティリスクに対し、従来のIDとパスワードによる対応ではもはや不十分な時代、対処しきれない時代が到来しています。

スマートフォンでは、すでに標準で指紋認証や虹彩認証などの生体認証機能を搭載したモデルが増えてきており、これを活用したロックの解除が可能となっていますが、PCではまだ標準搭載機種は少なく、大半のモデルで導入されていません。

しかし利用環境やニーズとしては、十分同じ背景があるはずですね。そこで便利で安全性の高い生体認証をPCでも使いたいというユーザー向けに、Windows対応のUSB指紋認証リーダーが登場、注目を集め始めました。今回はこのプロダクトに着目し、優れた点や注意点などを解説していきます。

なぜ導入・利用が必要?セキュリティをめぐる現状

キーボードを使ったパスワード認証では、たとえユーザーが適正な管理に努めていても、ハッキングツールに侵入されてしまえば、その操作自体が読み取られて簡単にパスワードをはじめとする重要な認証情報が漏洩してしまいます。

ユーザーの個人情報はもちろん、取引先や顧客、社内の重要データが含まれたPCであれば、被害は甚大です。万が一の盗難・紛失や乗っ取り・盗聴など、中身にアクセスされてしまっては取り返しのつかない事態が発生することも予測されるでしょう。

こうしたセキュリティ被害を未然に防止するには、ストレージの暗号化やログイン時のロックも必ず必要であり、そうした十分な本人認証を経てのネットワークやアプリ、クラウドの利用を前提にしなければなりません。

しかし、毎回MicrosoftアカウントのようなIDとパスワードを入力するのは、行動自体でリスクを伴う上、手間もかかります。Windows 10では、使用される端末ごとにしか保存されないPINコードの設定でパスワード代わりとし、安全性を高めることもできますが、このPINコードも高いセキュリティ性が期待できる桁数まで増やした数とした場合、毎回の手間と管理の煩雑さは残るでしょう。

では利便性や効率は諦めるしかないのかといえば、そうではありません。OSにパスワードを用いずログインする、新たな機能を付加するための「Windows Hello」という仕組みが導入されているのです。これと専用のプロダクトを組み合わせれば、生体認証が可能になります。

高いセキュリティ性と利便性を保ったまま、パスワードやPINコードなしで自分自身という生体を使うことにより簡単にログイン、格段に快適にノートやデスクトップを使えるようになると期待されるのです。

どう使う?注意点は

では、このUSB指紋認証リーダーがどんな製品なのか、より具体的にご紹介していきます。複数のメーカーから発売されていますが、その多くがワイヤレスマウスのUSBレシーバー程度の超小型ユニットで、PC本体のUSB端子に挿して用います。装着すると5ミリほどは出っ張りが生じることになりますが、ほぼ気になることなく使用できるでしょう。

出っ張りの背面部分が読み取りセンサー部となっているものが一般的で、いったん登録を完了させれば、それ以降はこのセンサーに指を当て、指紋を認識・検出させるだけでログイン(ロック解除)が行えます。高精度な認識力で1秒以内に本人認証とログインを完了、外出先でもパスワードを盗み見されるといった心配がなく、ノンストレスで素早く安全に作業を開始できるようになります。

認証痕跡はPC本体には残らず、外付けの製品ユニット内で完結させるスタイルとなっていることから、指紋の生体情報が外部に流出する心配もありません。初回時に登録・設定が必要ですが、画面の指示に従いセンサー部分に何度かタッチしながら、Windows設定ツールなどを通じて登録を進めていくと、ほどなくセットアップが完了します。特別な知識は一切必要ありません。

注意点としては、安定した角度と強さで指を当てることが望ましく、それによって読み取り精度が左右される場合があるという点が挙げられます。連続して認識に失敗すると安全のため一時的にロックされ、結局PINコードを入力してログインするといった操作をとらなくてはならなくなりますから、決まった位置に手を置いて指を触れさせるようにするなど、ズレが生じにくい工夫をしておくと良いでしょう。この登録時における工夫と慣れで、ほぼ間違いなく誰でも本人認証を正しく成功させられるようになるはずです。

指を当てるだけの操作ですから、PCに不慣れなユーザー、IT知識が乏しいユーザーでも、安全・安心のセキュリティ環境で使うことが可能になり、企業などであれば、全体としてのセキュリティレベルも大きく向上するでしょう。

もう1点注意しておくならば、ここで紹介したタイプはWindows Helloでの利用を前提としたものになっているため、Windows 10でなければ導入できません。それ以前のOSならば、アップグレードが必要です。対応OSや仕組みはあらかじめよく確認しておいてください。

専用ドライバや専用アプリを一切不要とし、PC以外のさまざまなデバイス、外部機器に応用利用できるタイプもあります。こうしたタイプであれば、データの受け渡しや持ち運び、共有、連携デバイスを含めたネットワーク全体のセキュアな運用も実現できるでしょう。二要素認証・多重認証をサポートするものもありますから、求めるセキュリティレベルや利用シーンに応じて選択すると良いですね。

いかがでしたか。製品価格も1万円以内のラインアップが豊富でごくリーズナブルですから、コストパフォーマンス面でみても非常に優秀で、導入を検討するに値すると考えられます。パスワード管理に不安や困難を抱えるサインイン方式に別れを告げ、生体認証による方式へ移行する、ぜひそうした新しい時代の一歩を踏み出してみてください。

(画像は写真素材 足成より)

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