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スマートスピーカーの大本命!Amazon Echo日本上陸

2018/04/02

待ちに待った日本への上陸

2017年11月、アマゾン・ジャパンは同社の音声アシスタント「Amazon Alexa」とそれに対応するスマートスピーカー「Amazon Echo」について、記者発表会を開きしました。

日本市場において、スマートスピーカーは「Google Home」や「Line Clova」などが先行していました。後述しますが、Amazon Echoはスマートスピーカーとしては先駆的な存在で、欧米市場では先行していましたが、日本など東アジア市場への投入は実現していませんでした。

2018年1月時点で、日本におけるEchoの販売は招待制となっています。購入のためには、アマゾンのサイトで事前に登録をし、同社からの返信が届くまで、待つ必要があります。残念ながら、招待されないこともあります。

先行するGoogle HomeやLine Clovaは、誰でもすぐに購入できるようになっていますので、やや手間がかかる印象は拭えません。それでも、世界ナンバーワンのシェアを誇るAmazon Echoが、現実的な選択肢となったことの意味は大きいといえるでしょう。

スマートスピーカーとは?

さて、スマートスピーカーという製品とは、一体どのようなものなのでしょう。日本においては、ようやく販売が開始されたばかりのプロダクトであり、所有率や認知度は、お世辞にも高いとはいえない状況です。

スマートスピーカーを、わかりやすく説明するなら「ネット接続ができ、話しかけることでさまざまな操作ができるスピーカー」となるでしょうか。利用者の言葉を解析し、それに適したサービスを提供します。

もっとも身近なところでは、起床のためのアラームを設定する、天気予報や興味のある分野のニュースを聞く、希望するジャンルの音楽を聴くといったところが挙げられるでしょうか。

少し前までは、音声発話による機器の電源オン・オフですら、夢物語でした。それが、スピーカーに向かって要望を声で伝えると、望んだものが流れてくるという世界が、容易に手が届くところにきています。

技術の核「AI音声アシスタント」

さて、この「音声操作」のコアになる技術が、AI音声アシスタントです。著名なのはAppleの「Siri」で、2017年現在でも、もっとも広く使われています。Echoにおいて、このSiriに相当するのが「Alexa」となります。

Siriでも、Googleアシスタントでも、AIアシスタントを使ったことがある方は、イメージしやすいかと思います。利用者の発話を解析し、最適と思われる結果を返すという仕組みは、既に出来上がっていました。これにスピーカーを接続することで、実現できることの幅が広がったのです。

それにしても、日本において、なぜAmazon Echoの発売が遅れたのでしょうか。さまざまな理由が考えられますが、Alexaの言語対応が遅れたことが大きいようです。先行しているSiriはもちろん、Googleアシスタントでも複数のアジア系言語に対応していますが、Alexaは長らく英語とドイツ語のみの対応でした。

今回日本語が加わったとはいえ、その実力は未知数です。招待制という販売方法を採用したのは、アマゾン側がAlexaのローカライズに対し、競合と比較して、やや不利であると判断した可能性は残ります。ただしこれは、そう遠くない将来に解消される性質の問題です。

もちろん、AlexaのAI音声アシスタントとしての性能は、十分にこなれたものではあるでしょう。しかし競合するGoogle Homeは、英独以外の言語でも実績を残しています。Line Clovaは発売元が東アジア系ですから、東アジア言語への対応には一定以上のアドバンテージを有します。

Amazon Echoの優位性は?

それでは、Amazon Echoの優位性はどこにあるのでしょうか。これは前述の通りで、既に世界的には過半数のシェアを握っていることです。先行者が有利になることは、Microsoft Windowsがいかにして世界を席巻していったかの歴史を見れば、誰もが理解できることでしょう。

また、開発パートナーが非常に多いことも、Echoが今後優位性を確保していく上で重要な要素となるはずです。利用者側としては、ショッピングにおける優位性はもちろん、音楽サービスにウエイトを置いているのであれば、曲数が多く利用料金が低廉なEchoの存在は、注目すべきでしょう。

唯一の不安要素は、AI音声アシスタントが競合に比較し、若干見劣りする可能性が残ることです。しかし、AIは学習を繰り返すことで、性能が向上します。いずれ、競合との差は、ほぼ感じずにすむレベルに落ち着くでしょう。

生活に潤いを与える、スマートスピーカー。Echoの登場で、日本市場における各製品の特徴も際立ってきました。今後とも、注目していきたいデバイスです。

(画像は「Pixabay」より)

▼外部リンク

Amazon Echo (Newモデル)、
チャコール (ファブリック) 製品ページ
https://www.amazon.co.jp/

Amazon Alexa 開発者ページ
https://developer.amazon.com/ja/alexa

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